ポストカードの入稿データ作成ガイド
ポストカード印刷(オンデマンド印刷)
入稿データ作成の注意事項
(1)ポストカードの仕上がりサイズは100mm×148mmですが、入稿用データは周囲3ミリの塗り足しを含めた106mm×154mmで作成してください。
塗り足しがないと端に白く紙の色が出てしまいます。ご注意ください。
ただし、背景が白場の場合は、仕上がりサイズである、100mm×148mmでご入稿いただいても結構です。
※ご注意点
下図の赤枠の外側は仕上がり時に切り落とされる部分です。
また、青枠より外側に重要な文字をレイアウトされると、文字の端が切れてしまう場合があります。
(2)作成の良い例と悪い例
重要な文字については、端から余裕を持った位置にレイアウトしてください。
端いっぱいまでレイアウトした場合、文字が切れてしまう可能性があるので注意してください。
Photoshopで作成する場合
ポストカードのデータ作成手順
Photoshopで作成の場合:
新規作成でサイズを106mm×154mm(塗り足し3mm含んだサイズ)で作成します。
解像度を350dpiに設定、カラーモードをCMYKカラーにします。
>Photoshop入稿ガイド
ポストカードを作成します。
※周囲3mmが切り落とされることを考慮してポストカードのデータ制作をしてください。
※絵柄や塗りが端いっぱいまである場合は塗り足しが必要になります。
データが完成しました。最後にレイヤーをすべて統合してください。
ご入稿後、弊社にて印刷しポストカードサイズに断裁されます。
下図の赤枠の線で断裁されます。
また、青枠の外側は、切れてしまう可能性があるところです。
下図は仕上がりイメージです。
106mm×154mmから周囲3mm切り落とされています。
仕上がりは100mm×148mm(ハガキのサイズ)です。
Illustratorで作成する場合
ポストカードのデータ作成手順
Illustratorで作成の場合:
新規ドキュメント(カラーモードCMYK)を作成後、長方形ツールで仕上がりサイズ100mm×148mmのオブジェクトを作ります。
オブジェクトを選択し、〔手順:フィルタ>クリエイト>トリムマーク〕でトンボを作成してください。
下図のように、トンボの内側に、ポストカードを作成していきます。
仕上がりサイズより3mmの塗り足しをつけてください。
>トンボと塗り足しについて
配置する画像のカラーモードもCMYKカラーにしてください。
>Illustrator入稿ガイド
※塗り足し部分は切り落とされることを考慮してポストカードのデータ制作をしてください。
※絵柄や塗りが端いっぱいまである場合は必ず塗り足しが必要になります。
データが完成しました。フォントのアウトライン化をします。
>フォントのアウトライン化
※リンク画像がある場合、画像も一緒に入稿してください。リンク切れに注意してください。
または画像が埋め込みになっている場合は、Illustratorデータのみご入稿していただければ結構です。
ご入稿後、弊社にて印刷しポストカードサイズに断裁されます。
下図の赤枠の線で断裁されます。
また、青枠の外側は、切れてしまう可能性があるところです。
下図は仕上がりイメージです。
トンボの位置で切り落とされています。
仕上がりは100mm×148mm(ハガキのサイズ)です。
入稿データ最終確認
Photoshopの場合
下図のように塗り足し3mm・レイヤーの統合が出来ていればOKです。特に文字のレイヤーは注意してください。
★レイヤーはすべて統合されましたか?
★仕上がりサイズから3mmの塗り足しはありますか?
Illustratorの場合
下図のようにトンボ・塗り足し3mm・フォントのアウトライン化が出来ていればOKです。
★文字(フォント)はすべてアウトライン化されましたか?
>フォントのアウトライン化
★仕上がりサイズにトンボはついていますか?塗り足しはありますか?
>トンボのつけ方