年賀状の豆知識

年賀状を出す時期

毎年、郵便局の年賀はがき投函の受付は、12月15日から始まります。

元旦に届けようと思えば、12月25日までに投函すると良いでしょう。ただし、最近では26日や27日に出したものでも元旦に届くケースもあり、近所に出す場合は、もっと遅く出しても元旦に届くこともあります。

地域差がありますが、できるだけ25日までに投函してください。

今では元旦に届けるのが正しいように思われていますが、昔は1月2日の「書き初め」の時に年賀状を書いて出すと風習があったので、松の内(1月7日)までに届けば、失礼になりません。

1月7日を超えて出す場合は、「寒中見舞い」として出すのが良いでしょう。
その場合は、「明けましておめでとうございます」などの賀詞は入れずに「寒中お見舞い申し上げます」という文章になります。

書き損じた年賀状を交換する

年賀状を作る時、失敗したり宛名を書き損じた経験は、誰にもあります。
こんな書き損じの年賀はがきは、郵便局で新しい年賀はがきに交換してくれます。

郵便局の窓口に言って申し出れば、1枚5円の交換手数料で交換してくれます。

また、年賀はがきを買ったのだけれど、急に喪中になった場合は、手数料無料で別の官製はがきに交換してくれます。

外国へ年賀状を出す場合

海外の友人・知人に年賀状を出す場合は、国際郵便扱いになります。
年賀はがきのオモテ面に「POST CARD」「AIR MAIL」と表記するようにしましょう。
年賀状作成ソフトによっては、国際郵便用の宛名レイアウトが出来るものもあります。送る時は、切手面の隣に、20円切手を貼るようにして下さい。
詳しくは、日本郵便のホームページをご覧下さい。
http://www.post.japanpost.jp/int/ems/greeting/send/newyears_card.html

年賀はがきには、くじが付いているため、今までは宝くじ扱いになって外国では規制対象になるために、そのままでは出せませんでした。
出すときには、くじの部分を黒く塗りつぶして出すようにしなければなりませんでした。

しかし、今ではくじの部分をそのままにして出しても、特に問題はないようです。

外国へ出す場合の料金は、日本郵便の以下のページから調べることができます。

http://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/

大量に印刷する場合

個人で年賀状を作る場合、大抵は100枚までになると思いますが、企業では1000枚とか、それ以上の枚数になる場合もあります。

そんな大量枚数の年賀状を自社で印刷するのは、とんでもない時間がかかります。
そんな時には、4面付の年賀はがきを購入するのをお勧めします。

4面付年賀はがきイメージ

4面付の年賀はがきとは、年賀はがきが4つくっついて1枚の用紙になっているもので、約A4サイズの大きさになります。

これだと、1回の印刷で4枚分の年賀状を印刷できますので、時間は約4分の1に短縮することが可能です。

印刷された用紙を4つに断裁する手間はかかりますが、1枚ずつ印刷することを思えば、格段に印刷効率が上がります。

4面付の年賀はがきは、郵便局の窓口で申し出れば用意してくれますので、大量に年賀状を印刷する場合に、お勧めです。