年賀状を外注する

印刷業者に頼む方法

年賀状ソフトがない場合や、自分で作るのが大変な場合、印刷業者に任せる方法があります。
年賀状印刷を請け負っている印刷会社は、それぞれにオリジナルのデザインを揃えていて、そのデザインに、差出人の印刷をしてもらえます。

今はインターネットで多くの印刷会社が、年賀状印刷の請負をしていますので、誰でも手軽に年賀状を外注することができます。

さて、印刷会社に年賀状を頼む場合、どんなメリットがあるのでしょうか。

印刷会社に外注するメリット

1.年賀状ソフトがなくても大丈夫

年賀状作成ソフトがなくても、デザイン性に優れた年賀状を作れるのが魅力です。
インターネットで、お気に入りの絵柄を選び、自分の住所や氏名などを入力するだけで、希望の枚数を印刷してくれ、自宅まで届けてくれます。
誰でも簡単に、年賀状を印刷できるのが魅力です。

2.時間がかからない

自分で年賀状を作成すると、意外に時間がかかって大変なものです。
年賀状作成ソフトで、手軽に作れるといっても、色々と手間もかかりますし、出来たレイアウトは、プリンタで印刷しなければならず、紙詰まり、インク切れなどの手間もかかりますし、なにより時間がかるのが難点です。

印刷会社に任せると、手間は発注する時だけ。
あとは印刷会社が印刷してくれるので、自分の時間を取られることがありません。

年末の忙しい時期に、年賀状作成で手間を煩わされることがないのが、嬉しいところです。

3.コストがかからない

年賀状を外注すると、コストが掛かると思っている人が多いようです。
しかし、自分で作るほうが、意外とコストがかかるものです。そう、インク代が高いのです。

インクジェットプリンタのインクは、結構高いものです。
すべての色を揃えると、4~6千円くらいかかります。それも、プリンタを使うのは年賀状の季節の、年一回という人も多くいます。

年賀状印刷を外注すると、インク代をほぼ同じ金額で頼むこともできますし、プリントミスで年賀はがきをムダにすることもありませんので、結果、お得になる事も多いのです。

4.デザインが良い

プロが作ったデザインに印刷しますので、自分で作るよりは、デザイン性の高い年賀状ができます。
特に、手書きのイラストなどは、真似しようとしても真似できないもの。
発注するだけで、オシャレなデザインの年賀状が出来るのは、大変魅力的です。

5.印刷が綺麗

印刷のプロに外注しますので、非常に綺麗な印刷で仕上ります。

このように、いくつかのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。

印刷会社に外注するデメリット

1.自由にデザインできない

外注する場合は、印刷会社が用意したデザインを選んで頼むことになりますので、自分であれこれと工夫を凝らしてレイアウトすることができません。

ただし、大抵の年賀状業者は、数百種類のデザイン(イラスト等)を用意しており、その中かから好きな絵柄を選ぶことができます。
また、差出人のレイアウトも、ブラウザ上で編集できたりと、年賀状作成ソフトのような機能があるところもあります。

2.ふちなし印刷が出来ない

今や家庭用のインクジェットプリンタで、当たり前となった「ふちなし印刷」。
でも実は、印刷会社ではふちなし印刷に対応できないのが通常になっています。

印刷会社では、インクジェットプリンタで印刷することはなく、デジタル印刷機やオフセット印刷機で印刷します。この時、4面付のはがき用紙に印刷し、後で断裁してはがきサイズにするという工程を踏んでいます。

こうした工程で印刷するために、ふちなし印刷が出来ません。

3.光沢はがきに印刷できない

ほとんどの印刷会社は、通常の年賀はがきに印刷しますので、インクジェット用の光沢はがきに印刷できません。ピカピカツルツルの年賀状を作りたい場合は、外注するより自宅で作った方が良いでしょう。

年賀状を外注する方法

1.近くの印刷会社に頼む

自宅の近くに印刷会社がある場合は、直接訪問して頼みます。
また、10月~11月になると、年賀状印刷のチラシが新聞に折り込まれる地域もありますので、そこで頼むのも良いでしょう。

2.コンビニ、スーパーで頼む

年末近くになると、コンビニ、スーパーで年賀状印刷の受付が始まります。
直接店舗に頼みましょう。
納品は、店舗での受け渡しが殆どで、現金での支払いになります。

3.インターネットで頼む

インターネットには、年賀状印刷の通販サイトが、たくさんあります。
ネットで調べて、気に入った会社を選んで発注するのも、一つの手です。

特に最近の印刷会社は、ネット通販をしているところが多く、デザインも豊富で安心して頼めるところが増えています。