複数スライドを1枚のポスターにまとめるデータ作成方法

パワーポイントは研究者の方にとって、日頃から馴染みがあるソフトで、スライド発表などに使用されて方も多いと思います。
パワーポイントでのデータ作成は、他のOfficeソフトより操作性に優れ、レイアウトも簡単に出来るのが特徴です。今や、学会ポスターの印刷用データ作成ソフトとして、多くの方に利用されています。

このページでは、原稿として複数のスライドがあり、そこから1枚の学会ポスターにレイアウト編集する方法をご紹介します。

MENU

PowerPoint
(Windowsバージョン)

STEP
複数のスライド(原稿)を、配置データとして書き出す

複数のスライドになっているPower Pointデータから、1枚のポスターデータを作成する場合、各スライドを配置データに変換する必要があります。

STEP1-
複数のスライドで作成されたPower Pointデータを開きます。
複数のスライドで作成されたPower Pointデータを開きます。
STEP1-
複数のスライドをそれぞれ、拡張Windowsメタファイル形式に書き出します。

▼ファイル→名前を付けて保存

名前を付けて保存

▼ファイルの種類「拡張Windowsメタファイル」を選択→保存

拡張Windowsメタファイル→保存

▼すべてのスライド→OK

すべてのスライド
OK
STEP1-
1つのフォルダ内に各スライドが拡張Windowsメタファイル形式で出来上がります。
1つのフォルダ内に各スライドが拡張Windowsメタファイル形式で出来上がります。
STEP
書き出した配置データを、1枚の学会ポスターにまとめる

1枚にまとめる用のデータをを新規に作成します。

▼パワーポイント2013でA0設定例

STEP2-
スライドのサイズ設定

ご注文のポスターサイズを設定します。

デザイン→スライドのサイズ→ユーザー設定のスライドのサイズ

デザイン→スライドのサイズ→ユーザー設定のスライドのサイズ

▼A0(84.1cm×118.9cm)に設定

A0(84.1cm×118.9cm)に設定
STEP2-
複数のメタファイルを配置します

STEP1-3で出来た複数のメタファイルを配置します。

配置(挿入→画像)→ファイル(拡張Windowsメタファイル)指定→挿入

新規A0設定ページ→配置(挿入→画像)→ファイル(拡張Windowsメタファイル)指定→挿入→背景に色を付ける等し完成

その他、背景に色を付ける等、装飾が必要な場合は設定します。

STEP
完成したデータを保存する

ご入稿データはファイルの種類PowerPoint プレゼンテーション形式(.pptx)で保存してください。

▼拡張子は(.pptx)になります。

拡張Windowsメタファイル

PowerPoint
(Mac OS Xバージョン)

STEP
複数のスライド(原稿)を、配置データとして書き出す

複数のスライドになっているPower Pointデータから、1枚のポスターデータを作成する場合、各スライドを配置データに変換する必要があります。

STEP1-
複数のスライドで作成されたPower Pointデータを開きます。
複数のスライドで作成されたPower Pointデータを開きます。
STEP1-
複数のスライドを、PDFファイル形式にまとめて書き出します。

▼ファイル→名前を付けて保存

ファイル→名前を付けて保存

▼ファイル形式「PDF」→エクスポート

「PDF」選択→「エクスポート」
STEP1-
各スライドがPDFファイル形式で1つのデータとして出来上がります。
PDF
STEP
書き出した配置データを、1枚の学会ポスターにまとめる

1枚にまとめる用のデータをを新規に作成します。

▼パワーポイント2016でA0設定例

STEP2-
スライドのサイズ指定

ご注文のポスターサイズを設定します。

▼デザイン→スライドのサイズ→ページ設定

デザイン→スライドのサイズ→ページ設定

A0(84.1cm×118.9cm)に設定

A0(84.1cm×118.9cm)に設定
STEP2-
複数スライドを配置します

STEP1-3でエクスポートしたPDFを配置します。

▼配置(挿入→画像→ファイルの画像)→ファイル(PDF)指定→挿入

新規A0設定ページ→配置(挿入→画像→ファイルの画像)→ファイル(PDF)指定→挿入→背景に色を付ける等し完成

その他、背景に色を付ける等、装飾が必要な場合は設定します。

STEP
完成したデータを保存する

ご入稿データはファイルの種類PowerPoint プレゼンテーション形式(.pptx)で保存してください。